北小金の本土寺散策の続きです。同寺のホームページによると、境内には五万本以上のハナショウブとアジサイが植えられているとか。丹念に手入れがされています。
 
 
 あちこちでカメラや携帯を構えている人に出会います。ぼけっと突っ立っていると、邪魔になりそうです。
 
 
 15歳で徳川家康の側室となり、この地で没した秋山夫人のお墓があり、松戸市の文化財に指定されています。このエリアを抜けると急に視界が開けます。
 
 ハナショウブの花壇です。最盛期は溢れんばかりに咲き乱れているのですが、参拝が少し遅かったようです。
 
 

境内には先ほどの五重塔のほかに、本堂、像師堂、妙朗堂、開山堂、弁天堂、仁王門、瑞鳳門、鐘楼、そして写真の宝物殿などの建物があります。
 
 
 宝物殿には、重要文化財の日蓮聖人真筆の「諸人御返事」「大学三郎御書」や、1278年に製造された梵鐘などがあるそうです。
 
 
 境内のアジサイは十種類以上あるそうですが、清楚なこの白いアジサイが印象的でした。
 
 訪れたのは6月の下旬でしたが、ハナショウブとアジサイの見頃は上旬から中旬にかけてでしょうか。
 
 
 なぜかモミジが一枝だけ紅葉していました。このお寺の紅葉はそれはそれは見事です。
 

 
 睡蓮の咲く池の横に人だかりが出来ていました。銭洗い弁天で、お金を洗っている参拝者でした。ご利益があるとよいですね。(W)
 
 ▽特別付録:4年前の秋に撮影した本土寺の紅葉です。